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夕方に運動できない場合は?
前回の記事において、
夕方(起床から11時間後)の時間帯に運動をすることで、
効率よく深部体温を上げることができ、
そのことが夜の睡眠の質向上に繋がることが分かりました。
しかしながら、
この時間帯に上手く筋肉を動かすことができれば良いのですが、
会社勤めの方等は、定時にすぐ上がって、
ジムに行ったりすることが難しい場合もあるでしょう。
そのような場合に簡単にできる行動として、
5分間だけ背筋を伸ばして、姿勢を正すことがあります。
デスクワークの合間に、
椅子(バランスボール等)に座ったままでの構いませんので、
ダラっとした姿勢になったり、足を組んだりしないで、
一度姿勢を正すことを意識してみます。
深部体温を上げるためには、
運動時間は長いほど効果的ですが、
ほんの5分程度でも大丈夫です。
休日等で時間がある場合は、少し長めに実践してみても良いでしょう。
姿勢のポイントとしては、
『肩甲骨を引き下げ、肛門を締める』ことです。
背中の筋肉をしっかりと使うことで、
効率よく体温を上げることができるようになります。
それでも、ダメだった場合は?
起床の11時間後に体温を上げるチャンスを逃してしまった場合は、
就寝前にカバーしましょう。
体温の変動リズムは、下がる直前に上げると、
勾配が急になり、その分より深く下げることができます。
具体的には眠る1時間程前に、
ストレッチやリラックス系のヨガ等、
軽い運動をするのがオススメです。