睡眠について考えていく上で、
ヒトのカラダでは重要となってくる3つの作用があります。
➀メラトニンの作用
⇒光を感知すると減少し、
夜暗くなると急速に増加する特徴を持つメラトニンの作用により、
睡眠を誘発していきます。
②脳内時計の作用
⇒眠る脳(大脳)と眠らせる脳(脳幹)が持つ
脳の働きを維持するシステム
1日の内でこの大脳を眠らせるシステムが強く働く時間帯は、
起床から8時間後と22時間後の2回あります。
③体温変動の作用
⇒体の内部の温度が変化するシステム。
深部体温は、起床から11時間後に最も高くなり、
22時間後に最も低くなります。
この3つの作用からの大原則が
『起床から4時間以内に日光を浴びて、6時間後に目を閉じ(小休憩)、11時間後に軽い運動を行うこと』
詳細は順番に触れていきましょう。