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眠れない時は無理に寝ない
眠れないとき、無理に眠ろうとすればするほど、
覚醒のレベルが高くなってしまい、結果として眠れない時間が続いてしまいます。
眠れない時に無理に眠ろうとするのは無駄な努力とも言えるかもしれません。
そんなときは、思い切って横になって体を休めることに専念してもOKです。
そこまで疲れていないようなら、むしろ起きてしまい、
読書をしたり、やり残していることに取り掛かるのも良いでしょう。
眠れない時には興味のないこと、面白くないこと、単調なことを敢えてするのもひとつの手です。
例えば、照明を暗くした部屋で難しい本(哲学書など)を読んだり、
軽く部屋の掃除をするなどの単調な作業も良いでしょう。
しかしながら、これらのやり方ははあくまで翌日に影響がない場合に限ります。
このような状況が続く場合は不眠症として、専門家に相談をする必要も出てきます。
睡眠リズムが乱れやすい人は?
睡眠不足に悩まされる人が多いのは、
睡眠リズムがずれて脳が活動を開始しようとするときに、
無理やり眠ろうとするためです。
交代勤務制などでリズムが整わないような人は、睡眠障害に陥りやすい傾向があります。
仕事をスムーズにおこなっていくためには、
どうにか睡眠を確保しなければなりません。
まず対策としては夜勤中に仮眠をとること。
夜勤明けの帰宅時は、体内の覚醒レベルが上がる時なので、
この時に明るい光を浴びると、交感神経の興奮が高まり、
眠りにくくなってしまいます。
帰宅時には、サングラス、帽子、長袖シャツ、日傘などを活用して、
出来るだけ日光を浴びないようにすることが大切です。
寝室も外からの光が入りにくくする、
雨戸やシャッターをつけると外部からの音や光を遮断できるので有効です。