目次
ヒトの基本生体リズム
人間の生体リズムの基本は『サーカディアンリズム』と呼ばれており、
約25時間の周期的な自律性を持つ変化の繰り返しです。
1日の時間は24時間であるため、普通に生活をしていくと、
1日当たり1時間ずつズレが生じる計算となっていきます。
人間の体は交感神経と副交感から成る、
自律神経によってコントロールされていますが、
1日の時間と生体リズムの差によってズレが生じてしまうと、
その機能は大きく乱れてしまいます。
生体リズムのズレを修正するには?
この時間差のズレを修正する上で重要となってくるのは、
毎朝の起床時に日光を浴びることです。
日光を浴びることででリズムがリセットされるため、
1日当たりの時間と生体リズムの時間差があっても、
通常通りの生活を送ることが可能となっています。
つまり、裏を返せば、入眠時刻、起床時刻にバラつきがあったりして、
日光を浴びるタイミングがなくなってしまうと、ズレが生じたままの状態が続くため、
何らかの不具合が出てくる可能性があるということになります。
体内時計の乱れを防ぎ、自律神経を整え、快適な睡眠を得るためには、
日々の入眠時刻、起床時刻を同じ時間なるように生活リズムを整えていくことが第一になるでしょう。